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写真/11月22日



藤田晴一というカメラマンがいる。彼の流儀は、真に一番良い瞬間

を切り取ること。そのために時間と労力を惜しみなく、必要なだけ

投入する。だから誰にもまねのできない魅力の詰まった、写真・作

品を生み出す。

時間と労力を金で解決しようとするカメラマンが増えてきたが、そ

の写真・作品にはあこがれも羨みも無い。
写真の魅力とは、その瞬

間を切り取るだけと思っていたが、藤田カメラマンの写真・作品を

見てからそうで無い事に気付いた。

真実も、より本質に近づいた真実を見つけ出してこそ、見る人を唸

らせる写真・作品になるのだろう。

下手な鉄砲的な撮影で、もしかしたら当たるかも?・・なんて私流

儀じゃ誰の心も動かさない。まっ自己満足で良いや。・・ははは・・・