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自家製野菜栽培/4月22日



山間地に位置する我が家では、自分の家で消費する野菜は自分の畑で栽培する。

昔は、野菜など売る店はなく、野菜を手に入れる一般的な手段だった。

今は、車でちょっと走ればスーパーマーケットがあり、野菜を含めて何でも購入

出来る環境となった。それでも、野菜は自分の畑で栽培する。畑があって、野菜

造りに必要な道具もノウハウもあるから、当然のように作り続けている。自分で

つくるから安心安全な野菜であり、買うより安いと思っている。

少しそこに疑問を差し挟んで見てみよう。先ずは、安心安全面。完全無農薬では

虫に食べられてしまう。なるべく希釈した弱めの農薬は使うが、ビニールハウス

で栽培する完全無農薬の物も多く出回るようになった。

価格面ではどうだろう?タネに苗に、肥料に農薬に支柱やビニール囲い、野道具

他、耕耘機の償却費や燃料代を見ただけでも相当高額な野菜に化けている計算に

なる。もちろん労務費もこれに加算されると・・・

でも、今や自家栽培は道楽であり趣味である。高齢化した山間地の野菜栽培は、

高齢者の唯一の楽しみである。このための資金が年金。年金が田舎の高齢者の健

康作りに大いに役立っている事を報告する。これが出来なくなれば、病人が増え

医療費が増大するだろう。

私もそろそろ野菜作りを学ぶ事にしよう。