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震災その後/2月21日



“理不尽”な被災者通報 2012/02/21大分合同新聞朝刊より


    長電話で不満/酒に酔って暴言

 宮城県東松島市の阿部秀保市長は20日、被災者からの理不尽

とも言える苦情が相次いでいるとした上で、震災1年を機に威圧

的な言動については警察に通報するとの方針を明らかにした。

同市によると、一部の被災者が電話で長時間不満を述べ、酒に酔

っ市役所を訪れて「はたく(たたく)ぞ」などと職員に暴言を吐

く人もいるという。


    東松島市「対応に限界」

 東松島市は警察に対応を相談する一方、威圧的な言動や不当要

求行為があれば警察に通報することを決めた。会話の内容を録音

することも検討している。

 阿部市長は「職員は長時間の電話にも我慢して対応していた」

と説明。対応策を練ってきた市幹部職員は「仕事がない仮設住宅

暮らしの人もいる」と被害者の事情に理解を示しつつ「職員にも

家族を亡くしたり家が流されたりした人もおり、これ以上負担を

掛けられない」としている。



非常に難しい問題と対応である。最善の策は素早い国の復興対応

ではなかろうか。 国とは、国民全員の気持ちと行動の事。