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こんな事も・・/11月11日



【その1】

恥ずかしい・・・これって、誰かに対して恥ずかしいのであって、そ

の誰かが明確でないと気にならない。昔は、毎日出会うほとんどの人

が知り合いだったので、恥ずかしいと思う機会が多かった。ところが

この頃は顔見知りより知らない人のほうが多くなった。こうなると、

恥ずかしいと思う機会は激減する。これが人間の品格を落としてきた

原因だろう。一度落ちた品格はどうやってもとに戻すのか?日本人よ

勿体ないも大事だが、品格はそれ以上に大事な事に気付こうよ。


【その2】

トレッキングとかハイキングといった遊びがある。一体何が面白い?

ただただ歩くだけではないか?そういえば、マラソンもしかりと思う

のだが。・・・

う~ん、トレッキングやハイキングは、のんびりと自然を楽しみなが

ら一歩先の景色の変化にワクワクするってところかな。では、マラソ

ンは、自分との闘いなんて言いますが、私にはわかりません。


【その3】

小学校や中学校での競争を良しとしない風潮がある。人前での競走で

個人の優劣を明確にさらす競技に反対する親が増えている様だ。

人間、一生競争の世界で生きていくことが求められる。それに耐える

には、負けた時にどう自分の心を支えるかの力が必要となる。また、

負けた人に対する勝者の心配りも育てなければならない。そんな重要

な機会をなんで否定するのか?座学の勉強もどの程度理解したかをテ

ストと呼ばれる方法で測り、順列が明確になる。

社会人となって、それぞれの道や職場で働くにも、順列が決められて

地位や給与が決まる。その競争社会に順応できない若者達が増えてい

る。これも、親の考え方がもたらしたものではと思う。

親たちは、そんな社会の現実を十分わかっている筈なのに、なぜ?


【その4】

日本国内の液晶薄型テレビ産業が行き詰まりを見せてきた。私がカラ

ー液晶表示装置の研究に参加したのが28歳の時だった。あれから

30年程しか経っていないのに、技術は成熟して熟れ落ちたというの

か?あまりにも時間の進みが早すぎる感がしてならないが・・。


【その5】

基準は人それぞれに異なる。その人の基準は、生まれて落ちてから今

日に至るまでの中で見聞き経験で作り上げられている。その基準で良

いの悪いの言われるが、言われる方の基準と言う方の基準が同じとは

限らないのでややこしい。

結果、「そこまでやれとは言わなかった」とか、「なんでその程度し

か出来ないのか」となる。・・難しい!