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区集会／３月２１日


区集会が開かれた。

戸数９８の小さな集落で、歳入は３４７万円、支出は２８１万円。

歳入の内約百万円が行政区交付金と助成金等で、残りは区費と称する

各戸の負担金と前年度繰越金である。小さな集落の事業は、殆ど何も

行われる事無く２年の任期で区長が交代し、歳入は区長手当と負担金

他で消えていた。ところが、前期区長から、大きく変わった。積極的

に集落の改革に取り組み、道路や災害の危険性のある未使用溜池の安

全化工事等々、今までになかった目に見える事業が行われている。

高額の区長手当も、区長自らの提案で見直しが行われた。区長は、こ

の地域で生まれたが、都会に出て、定年を迎えて田舎へ戻って来た人

物。区長をお願いしたときは、田舎の事情が殆ど理解できずに四苦八

苦されていたが、地域行政に関する勉強を積極的にして、今や、地域

の誰よりも第一人者となった。そんな人材であるから、もう一期区長

をお願いし快諾いただいた。田舎も新しい風が必要な事を区員皆が感

じた様だ。これを機に、区員皆の行政活動となる事を期待した。今日

の区集会も、多くの提案が出され、積極的な意見交換が行われた。

有意義な区集会だった。私も出来る範囲で協力していこうと思った。