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百姓／１２月１９日


土日の休日に百姓の真似事をしてみた。

女竹が鬱蒼と茂った藪を切り開いて畑にするにはどれほどの労力

が必要かと試してみた。面積は、畳にして３畳ほど。今は竹藪だ

が、４０年程前までは畑だった場所である。

先ずは、大雑把に竹を草刈り機で払い倒す。その竹を引っ張り出

して、今度は、根本から草刈り機で払い切る。これが結構大変。

何十年にも渡って枯れ倒れた竹が積み重なっている。その一番下

に草刈り機の刃を地面に擦りつける様に振り回す。７０ｃｍ角程

進めると、堆積した竹や落ち葉をかき集めて燃やす。それを繰り

返して３畳ほどの地面を露わにするのに８時間程かかった。連続

８時間は体力的に無理だから、４時間の２日間仕事となった。

地面は現れたが、地中には竹の根や蔓植物の根が縦横無尽に這い

回っている。今度は、鍬でこれを掘り起こさねばならない。

残りは年末年始の連休仕事と思うが、これでお終いあろう。

・・疲れた。

我が先祖がこうやって畑や田んぼにして代々繋いできた農地だが

私の代で大自然へ戻してしまう事になりそうで心が痛む。