sub1c321

酒/9月10日



地区役員を請け負って、第2回目の役員会が行われた。

議題の一つに、敬老会への清酒贈呈を巡る議論が行われた。

例年行われている事への疑問として提案された。清酒贈呈の趣

旨は、老人の交通安全を願って、無事故を願っての清酒贈呈だ

そうだが、清酒は嗜好品であり、どう理解すればいいのか、は

なはだ疑問である。安全を願うなら、安全たすきや安全を訴え

る文言を印刷した団扇なんて方がよっぽど的を得ていると思う

のだが?

この会の会長さんの強い要望で例年の如くと押し切った。

「私の時に変えて欲しくない。」だそうだ。まあ、分からない

でも無いが、分かったとも言い難い。酒は百薬の長とも言うが

皆が飲むものでもないし、問題も多い。酒が原因で事故を起こ

したり、いさかいの元となったり、転んで怪我をしたりと、あ

まり良いものでも無いらしい。下戸の私には、到底理解できな

い酒の使い道である。

過去の議事録を捲ってみると、何度か議論されている。その都

度、なにも私の任期中に変えなくともとの要望で、継続されて

いる。どうも、変化の張本人とされるのを好まないようだ。

だが、なぜ酒なのだろう?