sub1c289

原爆の日/8月9日



今日は、原爆の日。長崎に原子爆弾が投下され、被爆者は28万人、死亡

者数約7万人といわれる。さらに、広島市では被爆者数約36万人、死亡

者数14万人(志望者数は昭和20年時点の人数)と伝えられている。

その恐ろしい大量殺戮兵器の廃絶を求めて、全世界共通の動きが高まって

いる。

大量殺戮兵器の廃絶は歓迎すべき事には違いないが、たとえ一人を殺す拳

銃であれナイフであれ、命を奪う兵器といわれる人殺しの道具に代わりは

ない。

人間同士が命を奪い合う戦争や紛争を無くす事が重要であって、その争い

に使われる道具は、戦いそのものが無ければ、開発することも製造される

事もない。

争いの原因として、民族や宗教やイデオロギーの対立や食糧や資源の奪い

合いなどがあげられる。

日本に原爆が投下された原因の根底にあるのは、日本の経済圏拡大とされ

ている。

何にせよ、戦争は、人が人を殺し、多くの犠牲をもって、目的達成や思想

の主張や民族の反映を戦い取る行為である。

どうすれば、その行動を無くすことが出来るのか?それを世界中の人々が

考える日であって欲しいと願う。