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田舎商売/12月16日



こんな言葉があるかどうかだが、都会では通用しない商売として、

あえて田舎商売と呼ぼう。

2階のトイレの水の出が悪くなって、タンクに水が溜まるのに時間

が掛かる様になった。理由がわからないので、井戸ポンプの劣化で

はなかろうかと、町内の井戸掘り業者へ確認を依頼した。その業者

曰く、20年過ぎたポンプだからポンプを交換しましょう。その言

葉を信じて、ポンプ交換のお願いをした。その後電話で、今より大

きな能力のポンプを勧めてきたので、理由を尋ねるとあまり明確な

答えが得られない。仕方なく、お勧めと今のポンプの中間でお願い

した。

見積もりを作って欲しいと言ったら、ポンプが17万円で、工賃な

どは要らないとの返事で、見積もりなど作る気はないらしい。なん

だか釈然としないが、ひとまず引き下がった。言われた型番のポン

プをWEBで調べてみると、標準価格が17万円で、通販価格では

10万円程。たぶん、この業者の仕入れ価格は7万円程だろう。

10万円の手間賃であることが読める。さて、ポンプの交換工事が

終わって、古いポンプや配管の切れっ端はそのまま。片づける様に

お願いしたら、持って帰っても処理が出来ないとの返事。・・・?

見積もりを書かない理由がよく理解できた。田舎だからまかり通る

商売だろうが、評判は仕事の度に失って行くに違いない。さて、こ

の業者の息子が身近にいるよしみと思ってお願いしたが、そんな気

を使うまでもなかったと反省する。・・ここまで書かなくとも良い

かとも反省する。