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昨夜/11月6日



出張先で食事に立ち寄ったお店で見たもの、感じたもの。

カウンターに10席程と、テーブル席が5つ程。すべて埋まって25席

くらいかな?

テイクアウトも出来、時折お持ち帰り客が訪れる。

店員は、厨房にお兄さんが2人、カウンターにおねえさんが1人の、計

3人。

客が入るなり、大きな声で「いらっしゃいませ」とにこやかに迎えてく

れる。席に着くなり、お茶を出して、注文を聞いてくれる。

次々に入ってくる客に対し、全員が元気良く応対してくれる。その様子

を見ていると、忙しいのだが、実に活気に満ち、楽しそうに見える。

気分良く、美味しくいただいて、レジで「ご馳走さん」、「楽しそうで

すね」と声を掛けてみた。レジの若いおねさんは、にこやかに「ハイ」

と元気良く答えた。

さて、なぜこれだけ忙しい職場で楽しいのか?ホテルまでの道をぶらぶ

ら歩きながら考えてみた。

どう見てもアルバイト。それでいて楽しい?・・う~ん。たぶんだが、

それは、この店を任されている責任感と仕事がキチットできている満足

感かな?。もしかして、注文を受けてから客に出すまでの時間が決めら

れていて、その度ごとに達成感を味わっているのかも知れない、もしく

は、売り上げ額のノルマが目標で頑張っているのかも知れない。

少し時間があれば、カウンターのおねえさんは、店前に出て、チラシを

配って客を引いている。

私の働く会社の若い人達は、今日立ち寄った店で働く若者の様に楽しく

仕事をしているのだろうかと考えた。

どれだけ、責任感や達成感を味わう事が出来ているだろうか?そのよう

な働き甲斐を感られる職場の仕組みが出来ているのだろうか?

早速、会社に戻って若い人たちの働く様子を見てみよう。このような、

働く楽しさを感じられる仕掛けをしたいと強く思った。ただただ若い人

達が働けばよいだけでは、若い人材を人財と呼べる会社の財産に育てる

事が私達おじさん責任であり役割であるとあらためて感じた昨夜だった。