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整理整頓/6月28日



整理と整頓の難しさ考えてみた。

先ずは、要る物と要らない物を見極められない。

平たく言えば、要らないと決める根拠が難しい。

「もしかしたら使うかも」、「後で後悔するよりは置いておこう」等々。

捨てるのをためらう理由はいくらでもある。それでは、必ず要るという理

由は?・・簡単である。この理由は、いくらでもあるし、作れる。

では、もう一度要らないとする判断基準を考えてみよう。

一般的に、要らない理由は、・・・

・使わない、使えない、代わりがある。・・これくらいですね。

これでは、なかなか捨てられない。理由が少ない。

日本人は、「勿体ない」の文化があって、機能し無くなっても、形を変え

て再利用してきた。その代表例とされるのが、浴衣→おしめ→ぞうきんで

ある。それは非常に正しかった。されど、今の時代に当てはめて考えてみ

ると、それほど器用に再利用する技量は無くなったし、そこまでしなくと

も良くなった。

ただいま80歳を少し越えた我が母を例にとって見ると、50歳代からの

衣類がタンスを占領している。それを捨てたらと言うが、なかなか捨てな

い。理由は二つあって、一つは、「勿体ない!」、もう一つは、「要る、

要らない」の判断と行動が面倒くさい。要するに、「勿体ない」と「面倒

くさい」である。

人間、気がつかないうちに歳をとる。50歳より60歳、60歳より70

歳、70歳よりも80歳と、だんだん体力も気力も判断力も問題意識も衰

えていく。そう考えると、50歳のツケが60歳に、60歳のツケが70

歳に・・・今、この瞬間にツケを増やさない様整理整頓をしましょう。

そう気付いて、机の引き出しやPCソフトの整理をしています。なかなか

前に進みません。・・・難しい!