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宮崎県で思った/1月15日



東国原知事のリードで今や知名度も急上昇している宮崎県。

特産物も、地鶏に完熟マンゴーにキンカンとそのブランド力

を高めてきた。されど、宮崎県の価値がどれだけ上がったの

だろうかか。その県の価値とは、一人あたりの所得とか、単

位面積あたりの付加価値高とか、お金に置き換えての評価と

お金には置き換えられにくいが、自然環境の豊かな過ごしや

すさとか、心が癒されると言ったものがある。お金に置き換

えられる豊かさが大きくなれば、その分心が癒される部分は

減少していく。東京は、お金的には付加価値が高く豊かだが

自然は減少して心の癒しは少ない。

さて、宮崎は、まだまだお金的な付加価値は、東国原知事の

知名度とパフォーマンスが先行している感が強い。丁度良い

バランスで折り合ってくれれば良いと思う。どうなるのか?

私の住む国東半島は、圧倒的にお金に換算出来ない自然の価

値が勝っている。(私が勝手にそう思っている。)金銭的に

は豊かとは言い難いが、自然とそこに暮らす人々の心は豊か

と感じる。豊かとは、今を満足と思う気持ちであろう。ここ

で生まれてここで暮らして来た人々は、ここ以外の暮らしも

豊かさも知らない。今が、ここが一番を信じられる、あるい

は、疑う情報を持たない人達。昔から比べれば天国だと言う。

幸せとは、こういう事かも知れないとふと思った。

国東半島は、今日も雪の朝だった。