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医師不足/12月11日



テレビで聴く医師不足。あまり実感は無かった。医師の不足で救急患者を

受け入れられない。医師不足で病院を閉鎖した。等々・・・

どこか遠いところの話と感じていた。

昨日今日と、家内の具合が悪く、病院へ連れて行った。国東市に一つしか

ない市民病院のロビーは患者と思しき人でごった返している。

内科診療窓口へ行くよう指示されてそこへ向かうと、ここも座る場所がな

い程の盛況?

しばらく待つが、なかなか診察の順番が来ない。ふと診療室の扉に目をや

ると、医師不足のため時間がかかる場合があること、さらには、なるべく

地域の掛かり付けの医院へ行って欲しいと云った事が書いてある。隣は耳

鼻咽喉科の診療室だが、隔日診療の張り紙がある。

なるほど、医師不足はテレビの世界だけでは無いことを知る。お陰様で滅

多に病院の世話にならずに済んでいたので医師不足が身近ではなかった。

高収入であこがれの職業と感じていたのはいつまでだったのだろうか?

人気のない職業となった背景は何だろうか?執拗なまでの責任追及のリス

クか、それとも、あまりにも過酷な労働環境か、医師になる為の勉強か?

いずれにせよその傷害を取り除いて、必要な医師の数を確保して欲しいと

強く感じた。