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散髪／３月７日


床屋に行きました。・・床屋？少々表現が古くさいですね。

散髪屋ってのもあまり代わり映えしませんね。

どういえば今風になるんでしょうか？

それはどうでも良いのですが、少々薄くなった頭の見かけを腕でカバーして

野郎なんてスケベ根性（表現に上品さが無くて失礼）出したものだから、で

きあがりが妙にねじ曲がっているように見える。

申し訳ないが、薄いのは私の頭の個性なんだから、その個性を引き立てるカ

ットにして欲しいとお願いした。床屋のオヤジは少々不満げに顔を引きつら

せながら作り笑いで鏡の向こうからニコッとほほえんだ。

少々天辺を長めに残して妙なところから分けていた髪にもう一度はさみを入

れ直して、妙なわけ際を無くして、残り少なくなった髪の腰に任せた。

見事に薄くなった頭があらわになったが、妙な歪みは一掃された。

洗髪した頭に数滴垂らしたヘアートニックがひんやりとして気持ちいい。

ドライヤーでサッとあぶって・・じゃなかった、サッと乾かして散髪が終了

した。・・鏡に映る我が顔の上に載っかった頭が清々しく輝いて見えた。

うっ・・そんな・・・