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規格/2月19日



東芝がHD−DVD規格を諦めた。これでSONY陣営の「ブルーレイディスク(BD)」

一本となった。

規格戦争は多くの消費者を巻き込んで混乱させる。たいがい新しい物の出始めには規格戦争

が起きる。過去は、ビデオレコーダーのVHS方式とβ方式の熱い戦いがあってVHSが勝

利した。この戦いは結構長期に渡り、多くの犠牲者を出したと思うが、お金の無かった私に

は遠い世界の出来事だった。もちろん、今度のブルーレイディスクも一切関係無かった。

これらの他に、規格やフォーマットやインターフェースが変化や進化を遂げて消費者に不利

益をもたらすことが多々ある。私の身近では、カメラのマウントやパソコンの接続機器やA

V機器などがある。具体的には、衝動買いしたLD再生機はソフトの供給が無くなり、今や

サランラップにくるまれて押入の奥に置かれている。レコードもCDに置き換えられてレコ

ードケースが寂しそうに寝室の隅のうずくまっている。

そのうち、私も社会の規格変更で使い物にならないと放り出されるかも。