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単身生活/1月5日



皆と同じように今日帰省していた故郷から一人住まいの都会へ

戻ってきた。

一週間ほどあけておいた部屋の鍵を開けると、人気のない冷た

い空気があった。

一週間の埃をはたいて、こたつの電気をつないで、やっとあた

たかみが戻ったのは一時間ほど経った頃だった。

風呂に浸かって、カップ麺で腹を満たして、こたつの上に置い

たパソコンで今日の「そよかぜ」を書いている。

少々わびしい私の生活をありのままに書きすぎているようで、

これで良いのかと読み返した。

まあ、良いか・・・単身赴任族のほぼ大半が似たような暮らし

だろう。その生活がどのようなものか、世間の皆さんに知って

いただくのも良かろうではないか。

そんな寂しい生活だが、2時間も座っていると一人天下ののび

のびとした心地よい空間に変わって行くんですよ。