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自動・手動/7月31日



6ヶ月点検に出した愛車の代わりに手動変速機式の代車をお借りした。

私の時代は自動車学校も試験場も手動変速機車が当たり前で、自動変速機車など無かった。

それから時代も技術もどんどん進んで、ほとんどが自動変速機車となり、私の愛車も自動変

速機車となって久しい・・・15年くらいは自動変速機車に乗っています。

さて、早速乗り込んでみたがシフトノブの天辺にあるはずのシフトパターンが無い。ノブを

あちこちに動かしながら1速の位置とリバースの位置を探る。

何とか目処をつけていざ出発。1速へ押し込んで少しずつクラッチを繋ぎちょっと抵抗を感

じたあたりでアクセルペダルを気持ち踏み込んで何とか前へ進めることができた。

すかさずクラッチを踏み込んで2速、3速と加速して行く。

久しぶりに味わった車との共同作業に忘れていた車へのいたわりを思い起こした。

ただただ右足でアクセルをけっ飛ばすだけの寺応変速車。それに対して、手動変速機車は車

と運転手の共同作業を必要とする。左足と右足の感覚でその踏み込み量を加減し、車とエン

ジンの状態を感じ取りながらそれを微調する。

なんかいい感じの一体感って言うか、共同作業をしてはじめて車に乗った時分を思い出しま

した。・・・時々乗る必要があるかも。