sub1a757

雨つぶ/2006年6月25日



今日は朝から梅雨らしい雨が降り続いている。

梅雨をテーマに写真でも撮ってみたいと思い傘をさして家の周りを歩いてみた。

あじさいは咲いてはいるが相棒のカタツムリが居ない。

さて、と思い雨を避けて軒下へと入ってふと足下を見れば水たまりに雨が波紋を

つくっているではないか。

その様子をしばらく眺めていたらおもしろい現象に気づいた。

雨は水たまりの水面に大きなくぼみを作って波紋を広げながら大きくはね返って

空中で丸まって、そのまままた水面に落ちていくが、丸まったままころころと水

面を転げ回る。

ながいものは10秒ほどと思える時間ころころと忙しなく水面を転がっている。

そうだな、小学校の理科の時間に教わった表面張力現象を今この目で見てるんだ

ろうな。・・なんて感心しながらかなり長い間この現象を楽しんだ。

そうそう、子供の頃縁側に寝ころんで茅葺き屋根から落ちてくる滴がつくる坊主

を眺めていたっけな。・・そのころは見えなかった水玉は新しい発見かな。