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ちょっと省エネ/2006年2月9日



地球を掘り返して使われる化石燃料は、30億年程の時間をかけて地

球がため込んだ炭素あるいは炭素と水素の化合物だそうで、こいつと

酸素を反応させて熱エネルギーを取り出すと、二酸化炭素等の地球温

暖化ガスが発生する。

この、発生した二酸化炭素が直物の生命活動で取り込まれて炭素や炭

化水素として、大気から地中へ回収されるには、数億年から数十億年

の時間が必要となるそうだ。一度地球が溜め込んだ化石燃料を燃やす

と、元に戻すには、気が遠くなる年月が必要なのだそうだ。

これ以上化石燃料を燃やすのをやめて、炭素循環サイクルの短いもの

はないのか?。それは、植物から作る炭やアルコールなのだそうで、

植物のトウモロコシや麦や米やサトウキビをアルコールに変えて使え

ば、発生させた二酸化炭素は、植物の生長に利用吸収されて、短い時

間トウモロコシや麦となり、一年ほどで炭素と二酸化炭素の輪が回る。

されど、トウモロコシなどの穀物を燃料とすれば、豊かな国や地域へ

流れて、貧しい地域の食料供給が止まってしまう懸念が生じる。

また、これほどに発展した地球上の生産や生活活動に必要なだけのエ

ネルギーがまかなえるとも思えない。・・・

さて、何が地球の将来を救うエネルギーとなるのだろうか?

そうそう、原子力に使うウランも有限な資源であることはあまり知ら

れていないようだ。まあ、太陽がうまく使えれば、これが理想のエネ

ルギーだろうとは、誰もが思うこと。京セラさんやシャープさんに頑

張ってほしいと願いたい。

今日の省エネは、夕食でした。残り物のご飯にメザシ3匹と高菜の漬

けものとけんちん汁でした。・・体にも良い省エネが出来ました。