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快感/2006年1月7日



いい天気の今日である。

会社の先輩と約束したトレッキングに出かけた。

歩き始めてすぐに始まった急な上り坂。先輩の軽い足取りの足下を睨み

ながら必死にそのあとに続く。気がつけば頭から汗を拭きだして息づか

いはフウフウと喘いでいる自分がいる。

まあ、日頃の運動不足で体力が相当後退してるんだろうなと反省しなが

ら必死であとを追う。

15分歩いて45mの高度をはい上がった。何とかそれを悟れれまいと

時折振り返る先輩に無言のままにこやかにほほえみ返す。・・ははは・・

さらに険しい尾根伝いに高度を上げていく。

1時間ほど歩いて目指す山の天辺に到着。

昨夜降った雪が冷たい風を作り私の沸騰した頭を冷やして気持ちいい。

先輩の持ってきた灯油コンロでお湯を沸かし熱い豚汁をご馳走になった。

あっという間に冷えていく身体に熱い豚汁がうまかった。

私の体験記録にない経験だった。・・この快感の虜になりそうである。