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搭乗検査/2005年11月24日



同じ年格好に同じようカバンを下げて空港の手荷物チェックを通過

しようとした私と私の同僚。

私は難なく通していただいたのだが、私と話ながら通過しようとし

た同僚は引っかかってしまった。

私より遙かに善良な顔つきだし、身なりも皺一つないダークスーツ

で決まっている。

カバンの中身は、少しばかりの書類と一泊の着替えと携帯電話と折

り畳みの傘。ほとんど二人の荷物にかわりはない。

何を物差しに推し量っているのか?

一ヶ月に数回通過する手荷物検査だが、私と同行する同僚も上司も

結構引っかかる。私は、荷物を開けられた記憶はない。

何が物差しか知りたくなってきた。

そうそう、先月私と一緒に通過して引っかかった同僚は靴まで脱が

されてふてくされていました。

ってことは・・・毒にも薬にもならない顔つきと身なりか?