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歯磨き粉/2005年8月30日



遠い昔、歯磨き剤は粉だった。

アルミの缶に入った薄緑色のサラサラした粉で、ハッカの強い匂いが

していた。

こいつで歯磨きすると、強いハッカ味で舌が麻痺するほどの刺激があ

って、歯磨きの後には何を食べてもその味がわからない程だった。

それから歯磨きも、容器が金属チューブ、樹脂ラミネートへと変化し、

中身も大きく改善された。

今時の歯磨きは、磨いた直後でも微妙な違いを間違いなく識別出来る

程にまでなった。

私の子供のころは、歯磨きを済ませた後は食べ物を口にせず就寝出来

たのだが、今は、ついつい何かをつまんでしまう。・・はっはっ歯。