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朝の光/2005年4月24日
雲一つ無い青空が四方を山に囲まれた狭い谷あいの天にある。
ウグイスが歌い、ヒバリがさえずり、清々しい朝の空気を少しだけ
震わせて、さっきまでとまっていた風が流れはじめた。
谷間に遅い太陽が差し込んで朝露をのせたレンゲの花がキラキラと
光をはじいて輝く。
土手に並んだタンポポが太陽を見上げている。
朝の光まぶしい国東半島の今日が始まった。