新幹線のホーム・・4号車乗車口の先頭に並んで通過列車を眺めていた。
なんと、ホームと通過する列車のつくる隙間が全く変化しない。
私の目でみた精度での話だが、おそらく1cm未満だろうと感じた。
その隙間を構成する要素を勝手に想像してみた。
先ずは、レール。枕木(コンクリートになっているが)に載せられている
レールがある。レールの形と枕木に止められている精度があって、車輪が
あって、その車輪が車軸に止められていて、台車の精度があって、客車の
箱の精度があって、・・・素人の私が想像しただけでも6ヶ所から7ヶ所
の影響要素が数えられる。
それぞれが1mmの精度におさめられていたとしても、これに揺れが加わ
って隙間は変化して見える筈・・・
恐るべき技術力。
先日、新幹線をつくる日立の笠戸事業所の人間に会った。技術に対する自
信と埃(正しくは・・誇りです。・・ははは・・)を感じた。
そうそう、台湾の新幹線が日本でつくられているそうです。・・
台湾の人たちにもこの技術を感心してもらいたいですね。 |
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