中国人の食堂に通いはじめて10日が過ぎた。
いつもは夕方6時過ぎが大半だったが、今日は9時過ぎ。
昨日までは、客は私たちだけだった。
今日は狭い店内を客が埋め尽くしている。
注文を聞くや否や卓に料理を並べる凄腕料理人も、今日は
汗だくで中華鍋をぶり回している。
立ち替わり出入りする客は中国語で軽やかに注文してすごい
勢いで料理をかき込んでは出ていく。
いつもはのんびりと見える中国小娘も店の隅で賄いをかき込
みながら出前や電話の応対にレジにと駆け回っている。
急成長を続ける中国。そのエネルギーを垣間見た気がした。
どうも、この中国飯店「上海」は、この界隈で生活する中国
人たちの食事所の様だ。麻婆ナスも青椒牛肉絲も酢豚も、み
んな盛りの良いご飯とスープが付いて560円也。すこぶる
リーズナブルでボリュームたっぷりで、その上はやくて、・・
中国語の飛び交う店内は居心地が良いが、長居が出来ない。
・・・残念。・・・ |
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