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よろこんで○や/2004年11月5日



三島駅に降り立って食事の出来そうな店を探した。

少し歩いたが適当な店が見つからない。駅のすぐ前に最初に見つけたチェー

ン店居酒屋があって、仕方なくそこのドアを開けた。威勢良く「いらっしゃ

いませ。」・・様子はやっぱり居酒屋さん。カウンターに座って「食事した

いんだけど・・」そう言うと、若い定員がメニューを開いて「ご飯セットで

どうでしょう?」というの良く見もせずにうなずいた。出されたお茶をすす

りながらメニューを見直すと、お勧めのご飯セットは、ご飯とみそ汁とお新

香のセット。・・なんて事はない、たらふくつまみをいただいて、たらふく

呑んで、最後の仕上げにご飯でも・・のご飯セットのようだ。

なんたる店員教育の不足。客の要求も理解できないでお勧めとは・・・

オーダーを上にぎりにチェンジ。これで晩飯は大丈夫と思ってできあがりを

待つこと十数分・・一寸待たせすぎかな? 出てきた寿司を一つ摘んで口へ

と運んで一口二口と奥歯で噛む。うっ・・「なんじゃこりゃ」・・巻きずし

と同じ味付けのシャリガぎゅっと潰されて、まるでぐちゃぐちゃの押し寿司

の上にネタを貼り付けただけじゃないか。空腹の私でもいただけない代物。

一個丸飲みして、「ごちそうさん・・」。

私の声に店員さんは、「よろこんで、ありがとうございました。」と元気の

いい声。ちらっとカウンターの寿司を見たが、見て見ぬ振りで千円札を受け

取った。・・・「よろこんでお代はいただきました。」・・って事かいな。

なんたる商売。・・ながくは続かないだろうな。・・・たぶん。

「よろこんで○や」・・客は喜ばずとも・・・ははは・・・