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夕食/2004年9月10日



宇都宮滞在3日目。二日間は面倒を見ていただいたが、今日

は自分で夕食先を探してみる事とした。

あちこち歩き回っていると、「季節の味」の看板が目にとま

った。どうも居酒屋のようだが、かまわず戸を開けて中をの

ぞき込むと難しそうな顔をした親父がこちらを見て「いらっ

しゃいませ」と声をかけてきた。「食事も出来るよね?」の

一言に「はいどうぞ」。早速、サンマとマイタケのてんぷら

とご飯を注文すると、「お飲物は?」の声に「水」と元気良

くこたえた。

早い時間だから客は私だけ。元気の良さそうな明るいお姉さ

んが難しそうな親父とは反対にいいバランスを保っている。

運ばれて来たサンマは見事な上物で、焼きでも気遣いされた

絶品だった。そこいらの定食屋ではお目にかかれぬ素材と仕

事を味わうことが出来た。

腹を満たす満足と良い雰囲気といい仕事の満足が2100円。

高い気もするが、満足度からしてちょうど良い値段の気もし

た。

そこらの定食屋なら850円くらいかな?