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音の世界/2004年8月5日



しばらく離れていた録音遊び・・突然思い出して再び始めた。

当時の道具は、オープンリールやカセット式のテープを使った大きくて

重い録音機だった。それから道具も大きく変化して、ボールペン3本ほ

どの半導体メモリーを使った超小型計量のものとなった。

早速録音遊び・・先ずは、家の裏で鳴いているツクツクボウシにそっと

近づいて録音機を突き出す。

じっと息をこらして、蝉の声に集中して邪魔な音が入らないことを願い

ながら緊張の時を楽しむ。

そうそう、この緊張感がたまらなっかったんですよね。伊東や雲見の砂

浜に吸い込まれる波の音、夏の夜の浜辺で仲間と楽しんだおしゃべり。

ギターをかき鳴らしてみんなで歌った思いでの記録。

今それらを思い出して、なんだか緊張しています。

そんな心地よい緊張を再び感じて録音遊びの楽しさを思い出しました。

早速、この音をヘッドホンで再生してみました。

ツクツクボウシの鳴き声がリアルに蘇って、まるでそこにいるように聞

こえてきます。目を閉じて蝉のいる景色を想像していると、風や匂いま

でもが蘇ってきます。

映像付きの音とはひと味違った世界を楽しめそうです。

音の世界・・また一つ楽しい遊びが私を誘惑し続けることでしょう。