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土日に思う/2004年7月11日



夏の日差しと豊かな雨の恵みで、稲も雑草もどんどん生長する。

おかげで、この時期の休日は雑草との戦いとなる。

エンジン付きの刈り払い機を担いで朝方の涼しい時に格闘する。

25ccのツーストロークエンジンの回転をそこそこに上げて、先

端のチップソー(30センチくらいの丸いブレードに鋸刃の様な

刃が付いており、その先端に超幸硬チップが貼り付けてある)で

伸びた草をなぎ切りするわけである。

日頃の運動不足と未習熟と要領の悪さが足腰に負担を強いって、

足も腰も、そして腕も肩も身体の全てがギクシャクとなる。

一時間もするとハアハアと息を乱す。体力の限界を突きつけられ

てへたり込む。

非肉体労働と言う中途半端な世界がわが財産の身体を蝕んで、た

った一時間あまりの肉体労働を限界にしてしまった。

やがて定年という非肉体労働の卒業とともに鎧の無い世界へ放り

出される。

そこから先、生きていくのに必要な体力をどうするのか?

今頃気づいて遅いのか?

ハアハアと天を仰いでへたり込んで、今を反省している。

そして、また明日が来て会社の仕事に追いまくられて今日の反省

を忘れて一週間が過ぎて行く。・・・・

この繰り返しが私の明日をどうしてしまうのか。