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ホームにて/2004年7月4日 |
21時30分、今私は大分駅の5番ホームで21時45分発のにちりん 24号小倉行きの電車を待っている。 心地よい風がホームを吹き抜けて行く。 真っ暗な空には満月が上り、都会のネオンを見下すかのように力強く輝 いている。 今日は良い一日だった。 35年ぶりに高校時代の青春を共にした同級のおじさん達9人でホテル の屋上ビアガーデンで3時間を語り合った。 楽しかったクラブ活動、苦しかった試験・・・あっという間の3時間が 過ぎた。 久しぶりに顔を合わせた友は、さらに旧友を深める2次会に繰り出した が、遠くに帰る私はここでさよなら。 次の会を約束して、今薄暗いホームのベンチで輝度を落とした液晶画面 に向かっている。 またも良い風が吹いて気持ちいい。 多少きつい仕事の今日だったが、3時間の語らいが良い一日にしてくれ た。・・・・・ |