sub1968

電話/2004年6月22日



突然鳴るベルが否応なしに私を呼ぶ。

閻魔様か上司の一声にも通じる電話。

私の事情など知る由もなくベルは鳴り続く。

わが事情を犠牲にして受話器を持ち上げてみるとなんて事のない用件。

勘弁して欲しいが、勘弁してくれないのが電話。

こんな身勝手な解釈をしているのは自分だけだろうか?

身勝手を手伝う道具の向こうの輩に好き放題を許す携帯電話・・

よくぞ耐えられますね。

いやいや、その身勝手な側にまわれば以外と気持ちのいい便利な道具な

のかもしれませんが・・

私も仲間になろうかな。