sub1915

説教/2004年5月1日



今日は親戚の法事。

家内の妹の嫁ぎ先の母親の一周忌だった。

座布団の上に正座して15分、我慢の限界が近づいて来る。

右足の親指を動かして見るが感覚が薄い。

左足の親指を動かしてみるが同じような感じ。・・

すっかりしびれている様子。

まわりを見渡すと皆さんお行儀良く正座。

更に数分の我慢。

こうなるとしびれのせいか痛くはない。

供養のお経がそろそろ終わりに近づいて来る。

お経が終わってから立てないのも格好が付かないと思い、膝を

すこしずつ崩して胡座とした。

足の感覚が徐々に戻って行く。

やがてお経がすんで、和尚が振り向いて「はい、楽にしてくだ

さい。」「少しお話をしましょう。」

そういってなにやら話をはじめた。

大した話ではないが妙にこねくり回して話を続ける。

5分くらいだったろうか、説教話が終わって皆さん立ち上がる。

そうか!・・正座のしびれを解きほぐす時間が今の説教なんだ。

そう解釈して納得。・・・何もかも仕組まれた筋書き。

お主出来るな。・・・・