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地球の皮/2004年3月18日 |
私たち人間に皮があるように地球にも皮がある。 皮は人間にとっても地球にとっても無くてはならないものだ。 私たち人間の皮は、肉を守り血を守る。 皮無くしてはあっという間に病原菌や虫や風雨に蝕まれて命を失う。 地球の皮は、雨風などの自然現象から地球を守る。 降り注ぐ雨が地球を浸食するのを防ぎ、吹き狂う風が土を奪い去るの を防ぐ。 地球の皮は小さな植物達がつくるバリア。 それをどんどん削り取って傷つける私たち。 その小さな傷が取り返しの付かない大きな傷へとなって行く。 どんどんどんどん傷が広がって砂漠となって永遠の蘇生力を失って、 やがては地球は命を失う。 目に見えない規模の地球だから、あまりに大きな地球だから、傷に気 付かない私たち。 私たちの周りがどんどん開発されて便利になっていく。 きっとそれが地球の傷なんです。 その傷に気付いて、ブロックやコンクリートやアスファルトの絆創膏 を貼り付けても、きっと傷は止まらないと思います。 明日の子供達に綺麗な地球を残すためには地球の皮を元に戻すことが 必要だと思います。 さて、どんな方法があるんでしょうか?・・・ いつまでも美しい地球であって欲しいと願います。 美しい国東半島であって欲しいと願います。 今日、ツバメの車窓から美しい風景を眺めていてふと思いました。 美しい景色をいつまでも見続けたいと思いました。 |