sub1687
クレヨン/2003年10月30日 |
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小学校ではじめて使ったクレヨン。 サクラクレヨンだったかな?。 ちょっと油臭くて、はじめてのにおいにドキドキしました。 真っ白な画用紙を一枚いただいて、新しいクレヨンをそっと 摘んで線を引きました。 家にあった柿木を書いたように思います。 真っ黒なクレヨンで幹と枝を書いて、緑のクレヨンで葉っぱ を書いたと思います。 真新しいクレヨンの黒と緑しか使えなかったかな。 ざらざらとした画用紙に引かれたクレヨンの線が妙にかすれ て、そいつに打ち勝とうと力を入れて、クレヨンが折れたま した。 細い線が引けないクレヨン。少し力を入れると折れてしまう クレヨン。少し油臭くて気持ち悪いクレヨン。 でも、そんなクレヨンが好きでした。 絵は自分の思い描く風景や世界を好き勝手に作り出すことが 出来ます。ちょうど、技術者が新しいものを作るように。 私は、そんな世界にあこがれて、絵を描きたいと思い続けて います。 町へ出て、絵の具や筆を見つけるたびに買ってしまいますが、 机の中にしまい込まれたままです。 いつか絵を描いてみたいと思います。 自由奔放な人生の絵も描いみたいと思います・・・・ |