sub1541

戦い/2003年6月21日



自然のエネルギーの逞しさを感じた。

忙しさにかまけて3週間ほどほったらかしにしていたら、畑への

道は雑草と竹が覆い隠してしまっていた。

小さなタケノコと思っていたら、いつの間にか立派な竹に成長し

て、小道は竹林と化していた。

自然界の植物のたくましいエネルギーに圧倒されて戦意を失いか

けたが、それに立ち向かった。

25CCのエンジンにガソリンを流し込んで、先端に付けたチップ

ソーのブレードを高速回転させて、道を覆い隠した雑草と竹をな

ぎ倒して前へと進む。格闘2時間・・元の道が現れてその先にあ

った畑が見通せた。

私の人生の道もこんなふうに行けばいいと思うのだが・・

2時間の汗が頭から額から流れ落ちて頬を伝って大地へほとばし

る。筋肉が悲鳴を上げて、ハンドルを握りしめた手が少しふる

えている。

明日はは畑を覆い尽くしている草と戦う。