sub1536

定年/2003年6月17日



人生の定年は自分が決めるもの。

人間が長い間続けてきた事だったが、サラリーマンというものが出来てから

そいつを雇い主が決めつけてくれるようになった。

まだまだその気がないのに、ある日突然線路が無くなるように定年の日がや

って来るのである。

そこから先どうするのか?

仕事しか知らないサラリーマンが自分の役割を奪われてこの世のゴミとなる。

足掻いて、足掻いて再就職してみても、その先でまた線路が途切れて、役割

を奪われる。

それにくらべて百姓や自営大工の様に自分で定年を決められる人たちは役割

を奪われるのではなく、自ら役割を下りることが出来る。いや、死ぬまで下

りる必要も無い。・・・羨ましいが、そこへ飛び出す勇気もないのがサラリ

ーマン。・・定年までとにかく頑張りましょう。それしかないのもサラリー

マンですね。

線路が無くなったら、それから先を考えようと思います。

今日は、なぜかこんな事を考えてしまいました。・・・・