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エネルギー問題/2003年4月24日




日本の産業をここまで発展させたエネルギーは、蒸気機関でも原子

力でも無い。それは、安心して暮らせる生活水準を憧れとした貧困

とのギャップが作り出した電位差だったと思う。この、大きな電位

差を背負った百姓の子どもたちが、それぞれの産業界に散らばって

大きなエネルギーを発揮してきた。

今、その電位差が中流意識を持って満たされ、価値を失って行く。

どうする、ここまで来た日本の産業を支え続けるエネルギー。

イラク戦争でアメリカが手に入れた石油のおこぼれじゃこいつは解

決しない。

「やる気」や「生きがい」といったチンケな電位差は数ミリボルト。

けつをひっぱたく圧電素子発電じゃ瞬間でお終い。

脅しで生まれるエネルギーも長続きしない。・・北朝鮮で実証済み

だろう。

そうだ、野望というとてつもない電位差がある。・・待てよ、こい

つを持てるのは極々限られた奴らしか居ないはずだ。その上、奴ら

のエネルギーは産業には使えない。・・困った。

どうする? 日本のエネルギー問題。・・

男のパンツどころじゃない。・・・