sub1453
| ふと思った／２００３年３月１６日 |
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豊になりました。 何たって、まずいものがわかるようになったんですから。 うまいとか、まずいとか、・・それを判断する基準を持た なかった時代に生まれた私にとって、こいつは大きな進歩 であり、革新です。 魚介類の豊富な国東半島で育った私が、最初に東京での生 活で感じた食文化は、味ではなくて鮮度でした。特に、魚 介類のにおいは国東半島では経験の無いもので、やけにそ れが鼻についたのを思い出します。 それから、色んなものを口にしてどんどん味の経験を増や して私の味覚を広げて来ました。 ウマイやまずいを私なりに判断する機能を成長させて来た んです。ただし、こいつも曖昧で、奥が深そうです。 国東半島には、新鮮はあるが高級が無い・・・ |