sub1381
とりつく島/2002年12月28日 |
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年とともに、取り付く島の数を徐々に無くして来た事に気づく。 島は、自分で気づかなくとも、どこかで沈まないように、流さ れ無いように助けてくれた。その島がたくさんあるうちは、そ のありがたさに気づかない。 その島も年とともにだんだん少なくなって、最後は自分自身が 誰かの島の役割を負うことになる。 私もだんだん島を失って、そろそろ人の島になる年頃となった が、まだまだ島に取り付いていたい気持ちである。 そんな気持ちとは裏腹に、私のとり付ける島はどんどん減って 行き、取り付かれていることに気づく。 いい島になろう。 頼られる島になりたい。 |