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タブの木/2002年12月14日





今日私の勤める会社で記念植樹が行われた。

植樹はタブの木だった。

大木になる常緑樹で、葉の表面が艶やかな照葉樹でもある。

私の家の裏山にも大きく育ったタブの木があり、見事な樹形はたくましく

感じ、私の大好きな木である。子どもの頃にはこの木に登って遊んだ。

話を元に戻すと、記念植樹でタブの木のいわれを聞くことが出来た。

タブとは朝鮮半島の言葉で「ふね」だそうで、この木をくり抜いて船を作

っていたそうだ。その技術とともに日本へ伝わった。九州から本州の西側

の沿岸部にはタブの木がたくさん見られるとも聞いた。

ここ国東半島の沿岸部にも多くのタブが見られる。

国東半島の仏教文化も生活の知恵の大半も朝鮮半島から伝わったものだろ

う。残念だが北朝鮮と日本国の間が大きく揺れて続けている。

一刻もはやく仲良く平和なつき合いが戻ることを願いたい。