sub1347

生きがい/2002年11月8日

人間くたびれてくるとくだらないことを考える。

今日、私の上司が出張から帰って来るなり、「生き甲斐の重要性を

感じてきた。」とはつらつとしている。

内容は単純で、出張先での夕食時に津軽三味線のライブを聴いて感

激し、退職後の生き甲斐として何かをやろうという気になったよう

だ。

生き甲斐とは、・・私思うに、人間は生きるために必死で働き、息

をし続ける。少しばかり余裕が出来はじめると余計な事を考え、生

きがいだの生活の梁りだのといった本筋から離れた枝道を造りたが

る。

必死で生き抜く事で一生を終えた時代には生きがい等という言葉は

無かった事だろうと思う。

私の生き甲斐?・・不幸なことに、そんな話を聞いてほくそ笑む事

なんですよ。

見えでも良いから、「生きがいなどという考えが入り込む余裕は無

い。」なんて書きたかったが・書けません。・・・ははは。