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電子計算機/2002年11月1日 |
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私がコンピューターを知ったのは小学校4年頃だったと思う。 ラジオから電子計算機が世の中を便利にすることを聞いた。 それだから、そろばんなんて時代遅れと決め込んで廊下で転が していたらこっぴどく先生に叱られた記憶がある。 それから、本物のコンピューター(電子計算機)に出会ったの は会社に就職した次の年だった。 私はシミュレーションのためにデーターを取り、そのデーター を電子計算機で計算させるために、私の作ったデーターを持っ てコンピュータールームへ行くと、そこには綺麗なお姉さんが 数人並んでカードを作る機械に向かっている。 その奥には一部屋を占領する大きな機械がチカチカと光を点滅 させて、大きな黒いリールを動かしながら唸りをあげていた。 完全に空調された涼しく快適な部屋だった事を記憶している。 その後、私はコボルだかフォートランだかというコンピュータ ーを動かす為の仕組みや命令言語の勉強に押し込まれた。 私と同僚の二人は並んで落ちこぼれの道を突き進んだが、この 勉強が終わる頃には私と同僚の間には大きな差が付いていた。 なんと、同僚はインストラクターの綺麗なお姉さんをしっかり 掴まえていたのだった。 彼はこの綺麗なお姉さんと仲良く暮らしています。 私はその後PCと仲良くなりました。・・世の中、なかなかお もしろいと思った。・・悔しいとも思った。・・ははは。 コンピューターのバカ野郎・・とも思った。 |