sub1291
弱肉強食/2002年9月4日
鈴虫や馬追が秋の夜長をにぎやかに鳴く。
きっと草や草につく露でもなめて生きているんだろうと思っ
ていた。
落ち葉が落ちた山道を歩いていると、黒い虫が何かにしがみ
ついている。
かがんでその様子をのぞき込むと、ウマオイが大きな芋虫に
しがみついていた。
しっかりと足で虫を掴み、顎は芋虫に食らいついている。
かわいい姿をして、かわいい鳴き声を聞かしてくれる小さな
虫へのイメージが一変した。
弱肉強食・・当たり前のいとなみがあった。