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弱肉強食/2002年9月4日




鈴虫や馬追が秋の夜長をにぎやかに鳴く。

きっと草や草につく露でもなめて生きているんだろうと思っ

ていた。

落ち葉が落ちた山道を歩いていると、黒い虫が何かにしがみ

ついている。

かがんでその様子をのぞき込むと、ウマオイが大きな芋虫に

しがみついていた。

しっかりと足で虫を掴み、顎は芋虫に食らいついている。

かわいい姿をして、かわいい鳴き声を聞かしてくれる小さな

虫へのイメージが一変した。

弱肉強食・・当たり前のいとなみがあった。