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不純な動機／２００２年８月１日


社内の講習会に参加した。

内容は、プレゼンや表計算に使う一般的なアプリケーションソフトの

使い方だった。生意気言うと、この程度はとっくに使えると思ってい

るが、外部講師という事もあって、どの様な教え方をするのかに興味

をもって参加を希望した。

初日の感想・・若いきれいなお姉さん先生で、滑り出し好調。

こっちは授業を真剣に聞くつもりはなく、先生のお手並みを見せてい

ただこうというのだから動機が目一杯不純である。こんなやつをどう

教えるか。

まずはテキストをいただき、一通りの目的や注意事項を聞く。続いて

テキストを読みながら指示通りにステップを進めて行く。わからない

ところを質問すると、笑顔で丁寧に教えてくれる。気が付くとどうで

も良い授業に引き込まれている。・・うーん、立派。

持てる力を目一杯つかって引き込み、その気にさせて自ら学ばせる。

決して教えてはいないが、良い先生に教わっている気分にさせてくれ

る。さすがはプロ。・・今日は惨敗。

罠にはまった私は、次の日も、その次の日も鼻の下を伸ばして先生の

観察に頑張った。