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にぎりめし/2002年6月9日




国東半島は田植えの真っ直中。そんな横を車で通り過ぎ

ようとして、田植えをしている姿が妙に気になって車を

止めた。

しばらく、田植えの様子を眺めていたが、どうしても中

学校の同級生の後ろ姿に似ている。多少ためらったが、

声をかけた。田植えのおじさんも私の声に振り向いて、

一瞬にしておたがいを認識した。しばらく立ち話をして

いたが、畦に置かれたおにぎりをすすめられていただい

た。こんな風景の畦で田植えの時期にはこびるや昼飯を

田植えを手伝う大勢で楽しくいただいた記憶がよみがえ

る。田んぼの泥と稲なえと草いきれがにぎりめしをおい

しくする。懐かしい・・すべてが懐かしかった。

おたがいの年を思い知り、懐かしさを感じ、にぎりめし

の本当のうまさをおもいおこした。森伝一君が一生懸命

育てた米でつくったにぎりめしを来年もいただこう。

ごちそうさん・・