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プロジェクトJ/2002年4月09日



パナマ運河は大西洋と太平洋をつなぐ船の道路である。

今は、船の往来にしか使われていないが、この運河の秘

密を知った私は一大プロジェクトを企てることにした。

実は、この運河が繋ぐ大西洋と太平洋の水位差は26m

あまりある。このことから、パナマ運河は、3カ所の水

門で区切られ、大西洋と太平洋の水位差を仕切られた水

門のプールで調整しながら船をそれぞれの海へと通して

いる。で、私のプロジェクトは、この水位差を利用して

発電をしようと考えたわけだ。

パナマ運河と並行して水路を刻み、ここへ大きな水車を

設ければ永久的な発電が可能となる。

この水位は、地球と月と太陽の引力と海流で生じる潮位

の差であるから、流した潮は時間とともに元に戻るはず

である。

大きな溝は地球環境に対する影響が懸念されるが、この

程度なら大丈夫だろうと考える。

これで、干ばつが有ろうがなにが有ろうが電気を発電し

続ける宇宙エネルギー発電所/運河発電所ができあがる。

この電気は南アメリカの経済を支え、大地を潤し、大き

な経済効果を生むはずだ。

こんなプロジェクト始めよう。後は金と行動力だな。

プロジェクト名はJとしよう。

早速『プロジェクトJ計画書』を作らねば・・。