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どこでもドア/2002年3月16日



ドラえもんの道具にどこでもドアと言うのがある。

私の一番のあこがれである。

ドアを開けると、行きたいところがそのドアの向こ

うにある。なんて素晴らしい道具だろう。

こんな事を思いつつ、どこでもドアがすでに存在し

ていたことに気づいた。

私の住まいも勤め先も国東半島にある。

空港まで車で10分。飛行機に飛び乗って、東京へ

は、我が家を出てから2時間で到着してしまう。

約30年前、私が東京へ就職で上京したときは、我

が家から別府まで車で1時間、さらに寝台特急で

17時間かかった。これがわずか2時間で行ける。

安土桃山時代や明治時代の初期には、何ヶ月、何日

と言う単位の移動時間であったろう。

飛行機は、まさにどこでもドアである事に気づいた。

金額がもっと安くなれば、もっとどこでもドアに近

づく。

伊能忠敬を飛行機に乗せてみたい。

きっと、どこでもドアと思うだろう。