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意志/6月9日



ごく当たり前の事を少しひねって見ると結構楽しめる。

日本の企業でブームとなっている生産革新活動はまさに

これではないだろうか?。少しの視点を変えることで多

くのムダや不合理を見つけだし、正し、常識を変化させ

て多くの可能性に気づかせる。これは、何も企業活動に

限った事では無いのではと思った。

自然の植物を観察してみよう。・・人間が長い年月をか

けて、交配や選択を繰り返し、自分に都合の良いものを

大事に育て続けてきた。植物に限らず、動物にもこのこ

とが言える。遺伝の法則や突然変異現象を応用して都合

の良い形態や性格の動物をつくり、大事に育ててきた。

これらは人間の意志で、人間が長い経験の元に発見した

法則を利用して行った人間の仕業と理解されている。

・・ここまではだれもが知り得る知識での説明である。

しかし、もし、植物や動物が自分の意志で形態を変化さ

せる能力を有していると仮定して物事を考えたらどうだ

ろう。人間を利用し種の存続や反映を企てているとした

ら。たとえば、米や麦等の穀物で想像してみよう。人間

の期待はより多くの収穫であろう。このような思いで改

良作業を繰り返していると、穀物はそれを知る機会を得

るであろう。そこに携わる人々の言葉を聞き、情熱を感

じ取り、『そうか、人間の欲しい形態に変化すれば種の

存続や反映に人間を利用できる。それならば形態を人間

の希望に近づけよう。』・・と・・遺伝子を変化させ、

世代をまたいで人間の希望に近づく。この現象を人間は

遺伝の法則や突然変異の結果と思っているが、実は人間

を利用する植物の陰謀だったりするわけだ。植物に知能

が無いとする考えでは到底理解しがたいが、植物にも知

能があると考えれば、それも全く可能性が無い話しでは

無いだろう。当然知能の優れる犬や牛等の動物がこれを

考えて実践しないわけがない。その証拠に穴の中の小動

物を狩るダックスフントや、ミルクを多く提供してくれ

るホルスタインが存在するではないか。突然変異や優性

遺伝だけでこんなに都合良く収穫の多い穀物やミルクを

たくさん出す牛がつくり出せるだろうか?。

そんなことは無い、相手の意志があってこそ短い時間で

人間の欲望が達成されると考えてほうが理解出来やすい。

ものの見方や解釈は常識という言葉でその答えがさも一

つの様に思わせがちである。しかし、この様に少し視点

を変えた見方や解釈があっても良いではないか。天動説

も、四角い地球も常識だった時代があった。いろんな可

能性を想像して見ようではないか?

結構楽しい空想の旅が出来るかもしれない。ひょっとす

るとニュートンやアインシュタインと肩を並べる事も可

能かもしれない。ビルゲイツや孫正義の様に大きく社会

に貢献出来るかもしれない。

・・ははは・・・・

ともあれ、動物君や植物さんの人間利用は危険である。

人間がが好みを変えたとき、人間が滅びたとき、共生の

野望で生き延びてきた動植物も滅びる運命になる。どう

か人間なんか頼らないで自然のままに種の存続と反映を

続けて欲しい。そして真の自然を形作って欲しい。

国東半島の自然には人間を使って生き延びる植物が増え

ないで欲しい。・・いつまでもきれいな自然を残したい。

青い地球を残したい。

・・次は今度は何を疑い想像して見ようか。・・