usa8-5q.html    第5回「八幡文化を訪ねる旅」 
               国東西・姫島の旅
202年8月22日
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⑲生目八幡社国東市安岐町朝来3509


八幡社の由来他(神社参道に掲示を転記)

当八幡社は、宮崎の生目八幡宮(宮崎市生目345番地)の分霊社で全国各地に点在しています。

「目の神社」として、九州はもとより本州、北海道各地よりの参拝者、信仰の多い神社で知られています。

平安時代;壇ノ浦、源平の合戦(1185、嘉永四年)にて、平家の平景清公が源氏(源頼朝)の隆盛に煩悶し、その苦しさから逃げるために、日向の地(現在の宮崎市生目町)で、我が両目をえぐって空へ投げつけた。その両眼を祀るのが宮崎の生目神社である。

「平景清伝説」で、『眼疾に霊験あらたかなる』神社として全国各地に目の神様として厚く信仰されています。

平成22年、当八幡社は今年で104周年になります。        (明治39年起算:1906)

祭典
 春の祭典  毎年3月15日に行われる。
 秋の祭典  毎年旧暦の8月1日 八朔
朝来集落の真ん中当たり、西白寺を少し過ぎた当たりから集落の家の間を抜けて参道がある。されど、草が覆い、歩いて社殿には行けない様だ。

村人にたずねたら、梅園の里へ抜ける道をしばらくのぼると、右手に小さな案内書きがあると教えてくれた。
車で少しのぼるとそれを発見出来た。

草ボウボウの道を50m程下ると神社の裏に出た。

境内へ降りると、境内は草ボウボウで荒れ果てている。毎年春秋の祭典は行われているようだが、それ以外は参拝者も無いのだろう。

20社余りの八幡宮を巡ったが、地域の信仰の差を感じた。いまだ綺麗に掃除がされている神社もあれば、全く荒れ果て、今にも忘れ去られようとしている神社もある。
出来るなら、日本人の魂とも言える神社を守り続けて欲しいと願う。


拝殿 本殿

末社の石祠

上から見た本殿と拝殿